2015年08月14日

夏詠20

今回は不作だなあと思ってゐたけれど、振り返ってみればあまり自分のぶれてない足指の間のニオイを嗅ぐやふな安心感。つまり、さふいふこと。


パセリ摘む爪が一日分伸びる

雄という空虚寺山修司の忌

短夜に触り心地の良いマクラ

はつなつの書棚のゴルゴ13

薫風やバッハガヴォットの六番

母娘喋り方似る梅実る

えごの花散る散るキラキラぼし唄う

ガムシロと略さるップや夏の湖

まひまひや川原は犬ら去り静か

色恋へ至るか知らず紙魚の銀

花農家次男麦わら似合ひをり

羅や翼もつ生き物群れる

ラジオと云うツール横山剣小暑

山中にウクレレ喫茶月見草

鼓動のみ只さはがしき短水路

吽形の仁王の袂夏果つる

過呼吸の発作紙細工の金魚

炎帝のレコードを裏返すさま

リカちゃんが肌蹴てベビーカーご乗車

秋迩ワールドミュージックのセール
posted by たザわよしなお at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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