2015年11月14日

秋詠20 ジャズフェスティバル/ゴリ山田カバ男氏へ




七夕や里山にジャズフェスティバル

蚊の名残町に三軒ある寿司屋

おおぶりの梨果湖の名を冠しをり

淋しきと色欲と白さるすべり

大臀筋下のたわみや秋彼岸

蚯蚓鳴く眼鏡外した父とゐる

レジスタア脇累々と干し鰮

鳴虫やセックスがしたいだけなの?

呼吸せぬ楽器を抱き虫のこゑ

八朔やアンソニィバージェスを読む

何事なく二百十日の虹消えゆ

十六夜の鈍色のCOACHの鞄

団栗の立位体前屈寝椅子

銀杏黄葉見世物の小屋無くなりて

滴下する薬の速度とろろ汁

さふゐふの神楽に似てゐても違ふ

運動会に行きたくない朝のもや

耕畝忌の父が戻らぬ赤の靴

蟷螂の孕み終へしから威嚇

花水木紅葉路上に唄ふ人
posted by たザわよしなお at 06:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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